2008年12月04日

心の中の想いをつづる

心の中の想いをつづる
清水方面へ沈む夕日。 心に染み入るようにきれいです。

私の生まれ育った煙突と製紙工場の町、富士市もよく見渡せますが
昨日と今日の赤く空を染める夕日特別な想いで見ました。


昨日の12月3日は父の命日でしたが墓参りには行ってないので心苦しく
今週末行くつもりでいます。

その前日、午後から温泉へ行く時間があったら墓参りへ行けばよかったのにと、
反省しきりですがこれが私の性分なのかも知れません。


父は長年勤めた会社を定年退職と同時といっていい位に
すぐに急性白血病を患い、過酷な闘病生活の末亡くなりました。

入院中も母に任せっきりで、あまりお見舞いに行く事も出来なかったのが
悔やまれますが、頑固な父はお見舞いに来られる事も嫌がったので仕方ありません。
実際に私は義両親と同居なので実家関係へ行くというのも気が引けていました。


私の結婚式で、両親へ捧げる言葉の時、感謝の気持ちとして、育ててくれた気持ちとして
言おうとしたけど言えなかった事をこのブログに綴ります。

結局両親への感謝の気持ちは私が読まずに、
司会者に原稿を渡し、さらっと感動もないうちに読んでもらったのですが、
前日、幼い頃からの出来事を考え、原稿に下書きし、
なんとなしに母に尋ねたけど
母もその事はみんなに公表しない方がいいと言い公表しなかった事。


  「夜中に病院へ連れて行ってくれたり、本当にありがとう。」


私は工場地帯で育ったため、小さい頃から気管支喘息で(認定患者でした)
大発作もしょっちゅう起こし、長くは生きられないと言われ続けていました。
信じられないかも知れないけど、嫌な辛い思い出ばかりなので詳しく書くのは控えます。

小学校一年の時に病気の事でいじめにあい
その後、この事は言わない方がいいと感じ、誰にも言う事はなかったです。

もちろん、体育も休むようにとか空気のいい所に引っ越すように、と言われたけど
引っ越しなんて無理だし、体育を休む理由を言いたくないので休まずにやりました。
子供って「休みます」、って言えずに体育やるよね。


当時はあらゆる薬や漢方を飲んだり、静岡まで針と灸に通ったり、
実は語るも涙の事ばかり。水滴

西に東に良いという事を聞けば飛んで行くような生活。ダッシュ


中学生になったらだいぶ良くなりました。

良くなった理由は荒療法だと思っています。(絶対にこれ!!!)hand 01

小学校6年の時、毎朝マラソン大会に備え、グランドを毎朝10周?走るというのがあり
走っている時、発作が出た事もたびたびあったけど
誰にも言わずガマン。

明らかにその後は、気管支が強くなったのを実感しています。


結婚後、妊娠中は運良く喘息がでる事がなく幸いに感じており、
その後ひどい発作をおこし病院へ行ったら
なんと、点滴でスッーと咳が治まり、気管支も楽になる医学が進んだ時代になっていました。


メモ 喘息はゼーゼー、ヒューヒューと息が出来ずに
激しい咳と痰も伴い苦しいです。

子供の頃、息ができずに肩を、大きく上げるようにやっとの思いで

酸素を体内に取り込んでいて、

不謹慎にも「このまま死んだ方が楽だな」と思ったこともしょっちゅうあります。

今は健康になったので感謝です。



まとまりのない長い文章になってしまいましたが、
私の心の中を初めて掃き出した日記なのでご勘弁を。
読んで下さった方へ。 どうもお付き合いありがとうございます。


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Posted by kimi (ぴぐっち) at 21:24│コメント数(12)   08~09年日記
みなさまからのコメント

https://yumita.i-ra.jp/ 私は幸いにも病気という病気はせずにここまできました。
ぴぐっちさん、大変な思いをされたんですね・・・
でも、頑固なお父さんの愛情って言葉では聴くことができなくても
ちゃーんと行動にあらわれていたんですね♪
自分が大人になり、親になり・・・気付くことがたくさんあります(#^.^#)
これからも両親・家族への感謝の心、忘れずにいたいです!

Posted by yu-miyu-mi at 2008年12月04日 21:34

https://haru.i-ra.jp/ 苦しい経験をされていたのですね。

私も煙突の町の住人で、妹二人が喘息なので
発作の苦しい様子はとてもよく覚えています。

今はお元気とのこと、本当に良かったです。

お墓参りの週末、お天気でありますように~^^

Posted by sweetooth at 2008年12月04日 21:57

https://himawari.i-ra.jp/ ぴぐっちさん辛い思いをしたんですね。

喘息って凄く辛い事聞きました。

小学校の頃、体育が嫌いな私は半分うらやましい思いがありました。
                       (ごめんなさいね)

頑張り屋のぴぐっちさんには口に出さない辛さもあったでしょうね。

今は、普通の生活されている事ホント良かったですね。

お父さんきっと見守ってくれていますよ。

私も思うようにお墓参りも出来ないけど、

頑張っているのが何よりの供養だと思います。

Posted by FPひまわりFPひまわり at 2008年12月04日 21:57

https://ebisuya.i-ra.jp/ 健康って有難いですね・・・・。
私も子供の頃は体が弱くて、ほとんど体育はできなかったのに、
今ではぷくぷくと健康優良になりました・・・^_^;

こうして、お父上を思い出してあげることもいい供養になるのかなと思います。

Posted by りんちゃんりんちゃん at 2008年12月04日 22:03

yu-miさん
こんな暗い文章をたらたらと書いてしまい
少し時間がたってから削除しようかと開いたら、
温かいお言葉をいただきありがとうございます。

お金より何より健康が一番ですよね。(^_^)
yu-miさんも娘さんたちもこれからも元気でありますように。

Posted by ぴぐっち at 2008年12月05日 09:54

https://paopao.i-ra.jp/ sweetoothさん
実家の近くは煙突が立ち並んでいたので
夜になると製紙工場は真っ黒い煙を出し、
朝になると車のボンネットや洗濯物は黒いススの点々だらけでした。

妹さんたちも喘息で常にゼロゼロしていたんですね。
ご本人たちも、その咳を聞くご家族も大変でしたね。よくわかります。

夜中から明け方に激しい発作でも、朝になると治まるのが不思議。

やはり父も喘息で、未だに叔父もひどい喘息持ちで、
現在、実家に住んでいる弟の息子が喘息なので
昔より工場の規制が厳しくなったとはいえ、大気汚染の害は深刻ですね。

だって私は農村地帯のような場所に住むようになってから
体がウソのように丈夫になりました。

昔は注射をするときの問診表などに
心臓病やてんかんは履歴欄にあったけど
喘息の項目はなく、今はありますね。

私は現在、「過去になし」に丸印をつけます。
今は元気だし、いろいろ病院で説明をするのも面倒だから (^O^)

Posted by ぴぐっち at 2008年12月05日 10:14

https://paopao.i-ra.jp/ ひまわりさん
いえいえ、当時からおとなしかったので
友達にも体育を休むと言えなかったんですよ。

私も運動が苦手で、常にビリから2~3番で
運動会も雨で完全に中止になってほしいと祈ってましたよ^_^;

ひまわりさんもご両親を亡くされ、先日のクリスマスツリーの記事も拝見し
心が熱くなりました。
お互いお墓参りには欠かさず行きましょうね。

Posted by ぴぐっち at 2008年12月05日 10:25

https://paopao.i-ra.jp/ りんちゃん
そうでしたかぁ。しみじみ・・・

私も小学校時代まで体が小さく、前から1~3番位で
健康になりはじめた中学時代に驚異的に上にも横にも伸び、

小学校卒業とともに他の中学へ行った友人に同窓会で会ったとき
背が高くなった事に驚かれましたよ。

お互いに健康に感謝、これからも体に気をつけて生活しましょうね。

Posted by ぴぐっち at 2008年12月05日 10:34

https://oororanoaruhuukei.i-ra.jp/ 人間は自分の思いを吐き出さないと生きていけない動物ですね。
自分の心情をいつかは吐露しながら癒されて思いは風化していき
ます。新しいインパクトのある思い出が古いセピア色になった思い
出を駆逐する事で人間は忘れるという作業を繰り返していく…。

1つの思いに心身を縛られると新しい思い出や刺激が入って来ない
ので精神活動が止まってしまって同じ迷路区を繰り返し回ってしまい
疲れるだけで何も生まれない結果になってしまう。新しい刺激を受け
入れて古い刺激を吐き出す事によって活性化を計れるのだと思います。

幾多の多難や障害を乗り越えた話は素晴しいし、乗り越えようとしている
姿は感動を呼ぶと私は思っています。1つの思いを吐き出すのにもそう
簡単に出来るものでもないし、良くぞ頑張ってここまで来たのだな~と
思いに心震わせながら共鳴出来たと思いました。これからも多くを忘れ
多くを受け入れていきながらオンリーワンの人生を歩みたいものです。

Posted by ふじのおやまのヒデ at 2008年12月05日 18:49

https://paopao.i-ra.jp/ ヒデさん
の、哲学的コメントを何回も読み返しました。
ありがとうございます。

ヒデさんも体調が良くないと記事に書かれているのをよく拝見し
人に言えない体の辛さはよくわかります。

ヒデさんのお母様の命日も同じだったんですね。
複雑な思いがおありのようですが、
しっかりお墓参りもされたご様子で、ご縁ですね。

Posted by ぴぐっち at 2008年12月05日 21:39

https://yamaneco.i-ra.jp/ ぴぐっちさんの思いを読んで、わたしも自分の父のときのことを思い出しました。

父が亡くなる前、治療をやめて自宅ですごすようになり、徐々に弱り、今思えば、亡くなる少し前は相当弱ってきてはいましたが、私はまだその時が来ることが考えられずに、毎日はお見舞いも行けずにおりました。

それでも、ある晩、その日はなんだか家族みんなで父の顔見に行こう、と思い、主人が仕事から帰るのを待って、息子も娘も連れてお見舞いに行きました。

「また、来るね」と言って帰ったのですが、

その明け方電話があり、「冷たくなり始めている」と・・・

冷たくなり始めている、と言うことが私はその時はすぐに理解できませんでした。

前夜、みんなで・・・と思わせたのは何か知らせだったのかな、と後になって思ったのですが、

最後はそんなでした。

病気ははじめから父もよくわかっていて、最後の方は治療もせず、ただその時がすこしずつ近づき、静かに静かにやってきました。

そのときが近いことはわかっていたけど、私は、最後の言葉らしきものは言えませんでした。

そして、逝ってしまってから、もっとそばに居てあげる時間をたくさんとればよかったと、後悔しています。

その父、亡くなる1年前に手紙を書いていました。母と、私と、妹に・・・。

その時がいつ来てもいいように、実に用意周到の父でしたから。

私たちにいっぱい感謝の言葉をつづっていてくれてありました。

でも、私は言えずに父は逝ってしましました。


ぴぐっちさん、ご自身も体のことで大変な思いをしてこられたんですね。
今までのブログでそんなことまったく感じさせないような明るい様子なので、驚きました。

お父様のことも、ずっと思いの中にあったのですね。

めんと向かって話すことができなくても、こうしてブログで話したら、気持が少し穏やかになれるのではないでしょうか。

コメントと言うより、自分のことはなしちゃってゴメンナサイ。

ぴぐっちさんの話を聞いて、わたしも、いろんな思いがよみがえってきてしまいました。

母を大切にしようと思います。  yamaneco

Posted by yamanecoyamaneco at 2008年12月06日 00:34

https://paopao.i-ra.jp/ yamanecoさん
私のブログにコメントをくださる方が自分はこうなんですよ、と
ご自分の事を書いて下さるのは大歓迎です。

虫の知らせでご家族でお見舞いに行き、お父様は待っていたように逝かれ
お辛かったですね。でも前日に会う事が出来てよかったですね。
もし、虫の知らせがあったのにもかかわらず会いに行かなかったら
後悔だけが残ったと思います。

私は1才年上の姉妹のように育った従姉が26才で亡くなったのですが
虫の知らせがやはりありましたが、当時私は子供も小さく
従姉が呼んだだろうに私は行かなくて一生後悔です。

お父様の思いのこもったお手紙の事も心が熱くなりました。

私は父に気恥ずかしいというのもあり、ありがとうの言葉はかけることは
出来ませんでしたが、お互いにわかっていたと思います。
頑固な父が意識のある時、最後に初めて母に「ありがとう」と言ったそうです。


実はこの記事を載せた後、こんな暗い記事を書き、ましてや、自分の心に
秘めてきた子供時代の病気の事も書き、書いたことを後悔し
一気に気分が落ち込みましたが
yamanecoさんからのコメントもいただいたり気持が楽になりました。
励ましのお言葉をありがとうございます。これからもよろしくね。

Posted by ぴぐっちぴぐっち at 2008年12月07日 00:49
 
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